初スト即
某日
昔はよく通っていた某繁華街に降り立ち、早くストができるようになりたいと酒を入れて意気込んでいた。
服装を改善したからか、声かけ位置を改善したからか、オープン率が以前より高くなったと感じ少しテンション高めで声かけする中、
12声かけ目くらいで、スタスタと歩く物件をみかけ追い越し声をかけた。
ブル「ナンパしてもいいですか」
女性「いいですよ」
あっけない返事に少し戸惑ったが、こうしてあっさり連れ出しが成立した。
正直あの時の態度は少しぎこちなかったと思う。(てか言われた)
おそらく連れ出しでよく使われているだろう某BARに連れ出し、
そこからはいつものアポのように進んだ。
ストでは普段出会えない女性に出会えるというが、本当にそうだなと感じた。
今まで関わったことのない職種だったので色々きいてしまったし、トーク内容も面白かった。
そして、なんとなくいけそうな雰囲気を感じて「散歩しよ」と店を出た。
ホテル前まで歩いていき、ちょっと休憩しよっかという直球を投げ、
コンビニでお酒を買ってホテルイン。
ノーグダでことが進み、無事即を決めた。
ーー
まあ世の中にありふれている、よくある即のひとつだと思うが、
自分にとっては特別な体験だし記念日となった。
この日は生涯続けて祝うべき、記念日だ。
ストリートの神に感謝し、毎年この街でストを行うこととする。
ああ、本当にできるんだな、こんな世界があるんだなってやっと感じることができた。
ブログを読んで夢みていたあの世界に自分も1歩踏み入れられたと思うと、とても嬉しい。
まあでもまだこれから。
こんなのプレミアリーグを目指しているのに、J2のチームに入れたようなくらいのもの。
目指す先はまだ遠すぎて霞んで見えもしないが、
1歩1歩足跡を残して、近づいていきたい。
でも今は、自分を少し褒めてあげたい。